ぴしっ!「32…っ」レオナは、ベッドのカバーをきゅっと握り締め、かろうじて悲鳴を押し殺した。痛みに耐え兼ねて嗚咽を洩らすような事になれば、また鞭の数を増やされてしまう。
ぱしっ!「さんっ…じゅうっ…っ、さんっ…」明日は、絶対に負けない。唇を噛み締め、レオナは固く心に誓った。