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スパ嗜好のある人ならばほとんどの方が知っていると思いますが・・
古典落語の「尻餅」 年の暮れになると、長屋ではあちこちで餅をつくが、貧乏長屋ではなかなかそうはいかない。 隣近所では、餅つきの音がにぎやかに正月の支度をしているけど、貧乏所帯ではそんな準備はできない。 かみさんが、近所の手前せめて音だけでもさせてほしいと言い出した。 「音だけって言われてもなぁ・・・」 そこでアイデアがひらめいた。 景気よく餅屋に餅をつかせる芝居をしようと・・・・。 夜中、子供が寝たのを見計らって、外へ出て大声で、 「えー、毎度ありがとうございます」一人二役の奮闘ぶり。 「臼を出せ〜」 「何だい、臼なんてないよ!」 「お前が四つん這いになって尻を出せ。そいつをオレが叩いてペッタン、ペッタンという音を出すんだから。」 嫌がるかみさんのお尻を、水でぬらした手でペッタン、ペッタン。 ちょうどいい音が家の中に響く。 そのうちにお尻は真赤になると、ようやく一臼目の餅つきが終わった。 続いて二臼目だけど、お尻の痛みはさらに増し、もう我慢できない。 「餅屋さん、あとどのくらいあるの?」 「ヘィ、あと二臼ありますが」 「じゃ、残りの二臼はおこわにしてくださいな」 演者によって若干内容は違うようですが、大筋はこんな内容です。 データベースの分類としては、舞台芸能になると思いますが・・ 時期が大みそかですので、年末年始の番組で出てきそうなのですが、内容が内容だけに放送にのることはあまりないかも? 本として出ているのは、文庫本で筑摩書房「艶笑落語名演集」の中にあるのは確認しました。 以前に講談社文庫から「古典落語」(全5巻か6巻?)が出ていたと思いますが絶版になってるのでは・・? 一応情報として提供します。 |
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