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【2405】 乾/リョーマ
 ナックル  - 2004/03/2909:26 -
放課後・・・リョーマは図書委員会で部活に送れていった。
いつもと変わらない部室・・・「ん!」
乾先輩のロッカーが開いてる!!もちろんリョーマは中を覗いた。 
「ノートだ!!!」リョーマは、その時達成感に満ち溢れていた。
というのも、それは乾がいつも大事そうに持っていた言わばデータノートだったのだ。
リョーマが中を見ようとしたその時!
「やっぱり越前だったのか・・・」
「い、乾先輩!?」
「最近、俺のロッカーが荒らされてたのはお前のしわざだったんだな!」
「えっ?ちが」
答えるより早く乾の言葉がとんできた。
「これがねらいか?」
乾が本物のデータノートを持って眉間にシワをよせて言った。
「じゃあこれは偽物!!!???」
「そう言うことだ!規律を乱す奴はゆるさん!!!越前、仕置きだ!来い!」
乾は手塚の決め台詞を冷静に言った。
条件反射(?)のせいもあってきずいたら乾の膝のうえだった。
「いい子だ」
リョーマはいつもの乾とは違う不気味さを感じていた。
 パンッ
「・・ッ・・」
よそう以上に痛かった
 パンッ パンッ パンッ バシーン
「うわーーーん!!ごめんなさい!」
「反省したか?」
リョーマは小さく頷いた。
「もうこんな事するなよ。」
そういって乾はリョーマやさしく抱きしめた。
「・・ヒック・・あの・い・ぬい先輩・・荒らしたのおれじゃなくて・・桃先輩
と菊丸先輩・・・」
「そうだったのか・・しょうがない奴等だ。」
              数日後・・・
「わーーーん!!ごめんなさい!!」
と言う声が二つ聞こえるのだった。


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